- 民法総則ー1.民法の概要
- 4.民法でよく使用する用語
- 民法でよく使用する用語
- Sec.1
1民法でよく使用する用語
■民法でよく使用する用語
| 当事者 | 契約に直接に関係する者。当事者の「包括承継人」も当事者に含まれる。 |
| 第三者 | 「当事者」および当事者の「包括承継人」(相続人など)以外の者。 |
| 包括承継人 | 他人の全ての権利・義務を一括して包括的に承継する者(相続人など)。 |
| 特定承継人 | 他人の個々の権利・義務を個別に承継する者(売買契約の買主など)。 |
| 善意 | ある事情・事実を知らないこと。 |
| 悪意 | ある事情・事実を知っていること。 |
| 無効 | 契約の効力がはじめから生じないこと。 |
| 取消し | 有効な契約をはじめに遡って消滅させること。 |
| 期限 | 契約の効力の発生や消滅を将来必ず発生する事実にかからせること。 |
| 条件 | 契約の効力の発生や消滅を将来発生するかどうか不確実な事実にかからせること。 |
| みなす | ある物・事柄とは異なる別の物・事柄を法律上同一のものとして取り扱うこと(反証できない)。 |
| 推定する | ある物・事柄と同一のものであるかどうか不明の別の物・事柄を、反証されるまでは法律上同一のものとして取り扱うこと(反証されれば同一のものとして取り扱われない)。 |