- 法規
- 5.火薬類取締法
- 火薬類取締法
- Sec.1
■火薬類取締法の目的
火薬類取締法(以下この節において「法」という。)は、火薬類の製造、販売、貯蔵、運搬、消費その他の取扱を規制することにより、火薬類による災害を防止し、公共の安全を確保することを目的としている(法1条)。
■火薬類
「火薬類」とは、火薬、爆薬及び火工品をいう(法2条1項)。
火薬 (法2条1項1号) |
① 黒色火薬その他硝酸塩を主とする火薬 ② 無煙火薬その他硝酸エステルを主とする火薬 ③ その他①又は②に掲げる火薬と同等に推進的爆発の用途に供せられる火薬であって経済産業省令で定めるもの |
爆薬 (法2条1項2号) |
① 雷こう、アジ化鉛その他の起爆薬 ② 硝安爆薬、塩素酸カリ爆薬、カーリットその他硝酸塩、塩素酸塩又は過塩素酸塩を主とする爆薬 ③ ニトログリセリン、ニトログリコール及び爆発の用途に供せられるその他の硝酸エステル ④ ダイナマイトその他の硝酸エステルを主とする爆薬 ⑤ 爆発の用途に供せられるトリニトロベンゼン、トリニトロトルエン、ピクリン酸、トリニトロクロルベンゼン、テトリル、トリニトロアニソール、ヘキサニトロジフエニルアミン、トリメチレントリニトロアミン、ニトロ基を三以上含むその他のニトロ化合物及びこれらを主とする爆薬 ⑥ 液体酸素爆薬その他の液体爆薬 ⑦ その他①から⑥までに掲げる爆薬と同等に破壊的爆発の用途に供せられる爆薬であって経済産業省令で定めるもの |
火工品 (法2条1項3号) |
① 工業雷管、電気雷管、銃用雷管及び信号雷管 ② 実包及び空包 ③ 信管及び火管 ④ 導爆線、導火線及び電気導火線 ⑤ 信号焔管及び信号火せん ⑥ 煙火その他火薬又は爆薬を使用した火工品(経済産業省令で定めるものを除く。) |