- 労働衛生(有害業務に係る以外のもの)
- 6.健康管理・健康保持増進対策
- 健康管理・健康保持増進対策
- Sec.1
■健康管理活動
健康管理活動は、労働者の健康状態を継続的に観察を行い、異常があるかを早期に発見して阻害要因を除去していき、健康復帰への対策を行っていく。
① 健康診断
② 健康測定
③ 健康指導
以上の事柄から労働者の健康を管理していく。
■健康診断
(1) 身体検査
身体検査においてはBMI(Body Mass Index)という数値があり、肥満であるかの評価がされる。摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると余った分が脂肪として蓄積されていく。これが肥満になっていく原因となる。
BMI = W/H×H=体重/(身長m×身長m) |
例)体重65kgで身長が168cmの場合、BMI=65/(1.68×1.68)=23.03
計算する場合には、kgとmに直して計算をする。
また試験会場において計算問題が出題されて計算する場合には、BMI=65÷1.68÷1.68とした方が電卓だけで計算できる。
・ BMIの数値が25以上になると肥満と国際的に評価されて、生活習慣病にかかるリスクが高まっていくと言われている。
・ 死亡の4重奏として、肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病が挙げられている。
(2) 血液検査
血液検査には、以下の項目が実施されている。
① 血球検査
② 肝機能検査
③ 脂質検査
④ 血糖検査 等々