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1健康管理・健康保持増進対策

N222022/03/22 16:25

健康管理・健康保持増進対策

 事業場における労働者の健康保持増進のための指針」において、「健康測定」の実施とそれに基づく「健康指導」について定めている。

 

健康管理活動

健康管理活動は、労働者の健康状態を継続的に観察を行い、異常があるかを早期に発見して阻害要因を除去していき、健康復帰への対策を行っていく。

健康診断

健康測定

健康指導

以上の事柄から労働者の健康を管理していく。

健康診断

 

(1) 身体検査

身体検査においてはBMIBody Mass Index)という数値があり、肥満であるかの評価がされる。摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると余った分が脂肪として蓄積されていく。これが肥満になっていく原因となる。

 

BMI WH×H=体重/(身長m×身長m)

 

例)体重65kgで身長が168cmの場合、BMI65/(1.68×1.68)=23.03

計算する場合には、kgmに直して計算をする。

また試験会場において計算問題が出題されて計算する場合には、BMI65÷1.68÷1.68とした方が電卓だけで計算できる。

BMIの数値が25以上になると肥満と国際的に評価されて、生活習慣病にかかるリスクが高まっていくと言われている。

死亡の4重奏として、肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病が挙げられている。

 

 

(2) 血液検査

 血液検査には、以下の項目が実施されている。

血球検査

肝機能検査

脂質検査

血糖検査 等々